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【耐磁時計】

強い磁力にさらされても精度に影響を受けないように設計された時計。元々モーター(=磁石)を使うクオーツ式はもちろん、機械式時計も影響は受ける。発電所や医療関係などの磁場の強い特殊な環境下での使用を前提に設計されたもので、ケースを二重構造にするなどの対策が取られている。IWCのインヂュニアやロレックスのミルガウスなどが有名。ちなみに耐磁性能はJIS規格にも定められている。
【ダイバーズウォッチ(ダイバーズ)】

一般的には100m以上の防水性能を持つ、潜水用時計のこと。第2次大戦中イタリア海軍の要請により、パネライが開発したダイバーズが有名。1953年のロレックス「サブマリーナ」で大ブレイク、以降、各ブランドがダイバーズ・モデルを発表し、今では人気ラインナップのひとつとなっている。
【ダイヤルインダイヤル】

グラスヒュッテ・オリジナルやランゲ・アンド・ゾーネなどの文字盤デザインの俗称。オフセンターに配置された時刻表示ダイヤルにスモールセコンドのダイヤルが重なっているためこう呼ばれる。
【タキメーター】

平均時速を測定するための目盛り。主にベゼル外周に刻まれている。スタートと同時に計時を始めて、1d地点でストップさせると、クロノグラフ針が示す目盛りの数値がその平均時速を表すことになる。
【蓄光塗料】

光を蓄えて暗やみでうっすらと光る塗料のこと。ダイバーズを始めとするスポーツ系腕時計のインデックスに使われる。似たようなものにトリチウムなどがあるが、これは自ら発光する点で蓄光塗料と区別される。
【チラネジ】

テンプをバランスよく回転させるための小さなネジ。テン輪に装備され、温度変化や微動時間から生じる誤差を調節する役割を持つ。
【定革】

剣先の余った部分を固定するための小さな革製のリングのひとつ。ベルト上に固定されているほうのリングを指す。
【テレメーター】

光と音の速度差を利用して離れた二地点間の距離を計測できるクロノグラフ、またはその目盛りのこと。使い方の最も簡単な例としては打ち上げ花火で説明できる。花火が空中で光った瞬間にボタンを押し、破裂する音が聞こえた時もう一度押す。その時テレメーターに表示され数値が自分から花火が開いた場所までの直線距離である。
【デュアルタイム】

基本時刻表示のほかに、第2時間帯を同時に表示できる機能のこと。主に専用の24時間表示のダイヤルを持つモデルが多い。「UTC機能」に属する。
【電子音叉式】

1960年にブローバ社が開発、実用化した時計。小型で電力消費がよく、寿命が長いという長所があるトランジスターを用いて、そこから放出される音叉の共鳴を利用したものだったが10年足らずでクォーツ式時計の波に飲まれていった。
【電波時計】

日本の場合、茨城県三和町にある総務省通信総合研究所の原子時計によって刻まれている標準時の周波数電波を受信し、自動的に時刻修正を行う時計のこと。国内ではシチズン、カシオ、セイコー、海外ではドイツのユンハンスの時計が有名だ。
【テンプ】

ムーブメントの調速を司る装置。アンクルから伝えられた反復運動を調節、制御し、一定速度の振動を保つ役割を持つ。「テン輪」と呼ばれる外周リングのなかにはヒゲゼンマイが収められる。
【陶製文字盤】

文字盤を陶器でつくったもの。塗装やエナメル、マザーオブパールとはまた違った優しい独特のデリケートな表情が特徴。当然ながら衝撃には弱く、古いモデルではひび割れ、欠けのあることが多い。アンティークを含む、パテック フィリップなどの一部ハイエンド腕時計に見られる古典的なディテールのひとつ。
【トゥールビヨン】

さまざまな理由から起こる時計の誤差を調節する調速機構のひとつ。時計本体にかかるわずかな重力差を自動的に補正、調速してくれる超絶的技法を必要とされるメカニズム。フランス語で渦巻きの意味で1795年にアブラハム・ルイ・ブレゲが発明した。基本的な作動原理としてはいわゆる地球ゴマ、ジャイロに近い。
 
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